退職代行サービスがGW明けに依頼殺到

退職代行

退職代行サービス「モームリ」が大きな注目を集めています。特に長期連休明けには、このサービスに対する依頼が急増しています。モームリは、退職を希望する従業員の代わりに、退職の意志を会社へ伝える役割を果たします。このサービスは、労働環境改善組合と提携し、顧問弁護士の監修のもと、1万3000件以上の退職相談に対応し、退職成功率100%を維持していると報告されています。

モームリは1件あたり3万円程度

退職代行サービスの利用が増える背景には、自分で退職の意志を伝えるのが難しいと感じる人が多い現代の職場環境があります。このサービスは1件あたり3万円程度という費用がかかりますが、退職のプロセスをスムーズに進めたいと考える人々にとっては、その価値があるとされています。

3万円の出費がもったいないのでは?

しかし、一部からは「3万円の出費がもったいない」という意見もあります。退職代行を利用することによって、直接的な対話や引き継ぎが省略され、職場を即座に離れることが可能となります。特に新入社員や若手社員の中には、給与が低い中でこのサービスを利用すると赤字になることもあり、次の就職活動がさらに困難になる可能性があります。

短期での退職はネガティブ?

また、一ヶ月での退職は履歴書にも記載されるため、キャリア形成においてネガティブな影響を与える可能性も指摘されています。しかし、終身雇用の概念が薄れ、若い世代がコストパフォーマンスを重視する中で、「無駄な時間を過ごすよりは早期に転職する方が良い」と考える人も増えています。

社会全体が変化している

このように、退職代行サービスは多くの議論を呼ぶ存在ですが、個々の事情や職場環境に応じて、その利用が適切かどうかを見極めることが重要です。社会全体の雇用環境の変化とともに、このようなサービスのニーズも変わり続けていることがうかがえます。

参考元URL
https://live.nicovideo.jp/watch/lv345151745